大麻取締法
相撲界を揺るがしたロシア人関取たちの大麻吸引事件は
将来性のある有望力士たちの解雇に収斂したが、なんとなく
腑に落ちないところがある。はたして大麻所持、大麻吸引が
それほどの罪に値するのだろうか。先進国のなかでも大麻の
取り扱いはぶれているようだ。アメリカのようにきびしい国も
あれば、オランダのように寛容な国もある。ロシアでも
個人が大麻を所有していても20グラム以下であれば処罰されない
そうだ。ロシア人力士たちも、自国がそうだから軽い気持ちで
大麻を吸ったのだろう。
だからと言って彼らは日本にいるわけだから日本の法律に
従わなければならない。厳しすぎると文句をいっても
現在の法律が大麻の無許可の所持を最高刑が懲役5年の犯罪と
定めている以上従わざるをえない。
また先日やはり大麻で日本のプロテニス選手の宮尾祥慈さんが
逮捕された。慶応の大学生たちも逮捕されている。
そして、今までも幾多の有名芸能人が大麻所持で犯罪者にされている。
いったん逮捕されても、また復帰できる能力をもった人たちは
一回くらいの逮捕歴は恥ずかしい経歴というよりはむしろ一種の
勲章になるかもしれないが、わずか数グラムの大麻を所持したり
吸引しただけで将来性のある人たちが犯罪者の汚名をきることに
なるなんて納得がいかない。コカイン、ヘロイン、アヘン、酒、タバコが人体に
及ぼす影響は明らかだし、また社会に及ぼす悪影響も証明済みと
いってよいだろう。しかし大麻の場合、躍起になって取り締まらなければ
ならないどんな理由があるのだろうか、よくわからない。
テレビのモーニングショウなどの司会者たちが口をそろえて
大麻を悪くいっているのも不思議だ。大麻は芸能界にも芸術界にも
大いに貢献しているのではないか。大麻は植物としても非常に
繁殖力が強いらしいからどんどん増やせば、二酸化炭素の削減に
なるだろう。麻の実は人間や鳥達の大好物でもあるらしいし、
繊維としても麻は非常に重宝である。そんな植物を眼の敵にするのは
どうかと思う。方針を転換してもっと大麻を大事にすれば日本社会は
もっと幸せになると思う。悪名高い禁酒法でマフィアを育てたアメリカ
にならっていては同じ徹を踏むことになりますよ。
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